ポスト工業化社会のデザインを導く
2016年度から2018年度の3年間にわたり、本学の「デザインを育てる」プロジェクトの柱として、デザイン5学科連携による通年のプロジェクト授業を開催した。テーマに「ポスト工業化社会のデザインを導く」を掲げ、前期は5学科合同の講義授業を実施。これからの社会やデザインについて幅広い視野で考え、知見を広げるために、テーマに必要な様々なジャンルで活動する講師陣による講義を実施した。後期は、各学科で演習授業を実施。5学科それぞれが社会的なアプローチを持った専門テーマを掲げ、綿密なリサーチや思考を経た上で、成果物としての作品を制作。1月に学内で開催される合同展覧会で発表を行った。講義・演習・発表・講評の4段階の学びを通して、新しい価値を持ったデザインを導くことができるよう、このフレームワークが構築されている。